2025年7月の重点活動 熱中症多発、猛暑からお客様の命を守る!!

日本全国、6月の気温は異常に高く、エアコン商戦の後押しになりました。有力地域店の経営者に現状を尋ねると「それなりの工事体制を組みましたが、すでに注残が溜まり設置は7月になります。それでも量販店より早いかもしれません」(6月23日の発言)と好調な地域店がある半面、「これだけ暑ければ売れるのは当然。といっても昨年に比較すると大きく伸びているとはいえない」と話す店主も…。これまで「設置工事が伴うエアコンは地域家電店が有利」といわれてきたものの、昨今はそうともいえなくなっています。年間商品になりつつあるエアコンですが、この時期になるとやはり天候に左右される面は否定できません。昨今の天気予報では西日本、東日本とも「梅雨明け間近」の模様。最盛期対策を打ち、1台でも多くの販売実績を上乗せ実現したいものです。

◆不振の冷蔵庫をエアコンがカバー

2027年、2年後には蛍光ランプの生産と輸入が終了します。ランプメーカーも機種(品番)により生産終了予定を発表しており、いよいよ「家庭用照明はLEDの時代が到来する」ことになります。その陰であまり話題になっていませんが、エアコンの新省エネ基準も2027年から採用されます。これまでもエアコンの省エネ化は年々進んできましたが、新基準は大幅なもので室外機の外形寸法はもとより価格の大幅な変更(値上げ)も予想されます。消費者にとって「買替えるのなら今」なのです。業界側としてもエアコンの拡売に熱が入ります。
今年の民生用電気機器の出荷統計を見ると、冷蔵庫の不振が目立っています。1月から5月の冷蔵庫の実績は台数では1,302千台、金額では148,148百万円で、前年同期比でそれぞれ98.2%と93.5%。台数減以上に金額がダウン、すなわち単価の低下が表面化しているのです。特に401㍑以上が不振なのです。
一方のエアコン、こちらは好調で台数は4,063千台(前年同期比105.9%)、金額は365,289百万円(同108.9%)。伸長率をみると台数より金額が高い数値になっており、単価も上昇していることが判ります。現在の推移からすると今年、2025年は過去の最高記録9,869千台(2020年)を上回る、というより最高台数に、そして10,000千台に到達する可能性すらあります。
業界全体では「冷蔵庫の不振をエアコンでカバーする」のが今年の商戦、特に夏商戦の実態なのです。

◆いまこそLineを活用する

とはいえ、多くの地域家電店では夏の大型個展は7月初旬までに終えるはずです。その後はお客様の注文や問い合わせを消化するというのが例年の流れです。流れに身を任せていては家電量販店、そしてエアコンでもシェアを挙げてきている通販会社に自店客の需要を奪われることになります。「設置工事が伴うエアコンは地域家電店が有利」というのは過去の話です。最盛期に突入しましたが、まだ打つ手はあります、というより自店で打つことが可能な販促を考えましょう。
先進的な地域家電店では「Line公式」での友達づくりを進めてきたはずです。またメーカーも積極的に推奨してきました。最盛期(繁忙期)のお客様への情報伝達手段としては最適なのがLineなのです。前掲の通り地域家電店の中には注残を抱えているお店もあります。また横浜市内の某量販店では「最短で7月4日、曜日・時間指定となるともっとお時間をいただくことになります」(6月26日店頭で)というのが実態です。同時に真偽不明ながら「メーカー・機種によってはメーカー在庫の確認が必要です」と在庫問題をも口にしているのが実態です。

◆お客様に何を知らせるのか?

連日続く猛暑、朝のテレビ番組では熱中症での救急搬送者数がアナウンサーの口から…。熱中症が多発しています。同時にエアコンの買替え年数は年々、長くなっています。別の言い方をすると「故障即買替え」が昨今のエアコンの需要構造といえます。Lineでは10年以上前にエアコンを設置したお客様に、あるいは全客にその日現在の設置可能日を連絡します。Line未使用のお店ならハガキの利用も考えられます。
わずかな手間とコスト、すぐに実践に移しましょう。熱中症からお客様の命を守ることにもなります。